もう云十年以上も前の若かりし頃。
お芝居や音楽、いわゆるエンタメが大好きで、そういった活動をしていた時期がありました。
もちろんアマのアマの趣味レベル。
いろんな人がいましたが、その中で大好きな男子と女子の友達がいました。
混沌とした自分の中に閉じこもるわたしに、よく声を掛けてくれたものです。
二人には共通項がありました。
それぞれのSNSでたまに見かける一文「頑張れわたし」「頑張れおれ」。とても印象に残っています。
自分で自分を応援出来る、進む先に何があるか分からないけれど前進していく。
その姿にとても影響を受けていたのだろうと思います。
当時のわたしは、そんな二人と並んでいいはずがない。
別世界の人であると完全に分けて見ていました。憧れに近かったのだと思います。
先日、自転車を走らせながら、心で、「頑張れわたし」と呟く自分がいました。
今ならやっと対等に話せる気がします。
すっかり中年になってしまいましたが笑。
当時、区別して見ていたのは自分であったこと、等身大で向き合わず、ありのままを認めず、取り繕って付き合おうとしていた自分に問題があったのかもしれません。
すべきことは追いつこうとするのでなく、自分に向かい合うこと、だったのだなと今になって分かりました。
リスさん♪
